不良高校生が主人公のアニメ「ウィンドブレーカー」。原作は「新世代ヤンキー漫画」として注目されましたが、アニメ版ではどのように描かれているのでしょうか。
今回は、アニメ「ウィンドブレーカー」の魅力や課題について深掘りしていきます。この記事を読むことで、作品の見どころや気になるポイントが明らかになります。
あらすじ
風鈴高校は、偏差値が最底辺でケンカが最強の超不良校として知られています。この学校の「てっぺん」を目指して、街の外からやってきた高校1年生・桜遥。しかし、現在の風鈴高校は「防風鈴(ボウフウリン)」と名付けられ、街を守る集団として活動しています。桜遥の英雄伝説がここから始まります。
感想
原作では「新世代ヤンキー漫画」として売り込まれている「ウィンドブレーカー」ですが、アニメ版はごく普通のヤンキーアニメと感じました。特に中高生向けの作品としての印象が強いです。
キャラクターのセリフは、視聴者としては少し恥ずかしく感じるようなものが多く、脚本全体に違和感を覚えました。話の展開も予測可能で、驚きや裏切りの要素が少ないため、視聴中の緊張感はあまり感じられません。
特に印象に残ったのは、獅子頭連の過去回想エピソードです。獅子頭連の頭取の性格がなぜか急変しため、その後の話が全く入ってきませんでした。
また、作画は平均以上ですが、喧嘩シーンの戦い方や演出において突出した良さは感じられず、特に見所がないと感じました。全体として、期待していたほどのインパクトはなかったと言えます。
まとめ
「ウィンドブレーカー」は、アニメ版ではその魅力を十分に引き出せていない印象です。
キャラクターのセリフやストーリー展開に改善の余地があり、今後のエピソードでの進化に期待したいところです。
特に中高生向けの視聴者には楽しめる作品ではありますが、より広い層にアピールするためには、工夫が必要かもしれません。
公式サイト:https://wb-anime.net/
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