「響け！ユーフォニアム」3期第3話感想：沙里の葛藤と久美子の成長

『響け！ユーフォニアム』3期第3話では、新キャラクター・沙里の内面に焦点が当てられ、彼女の葛藤と久美子の成長が描かれます。

サンフェス本番に向けて練習が厳しさを増す中で、キャラクターたちの関係性や本音が浮き彫りになります。このエピソードの詳細とその魅力をお伝えします。

あらすじ

いつものように久美子と麗奈が朝練のために音楽室へ向かうと、すずめと沙里もやって来ます。沙里は経験者で演奏技術も申し分ありませんが、先輩の足を引っ張らないようにと朝練に参加します。

しかし、麗奈に対して苦手意識を持っているようで、そのことが気になる久美子。そして、サンフェス本番に向けて麗奈の指導も厳しさを増していきます。

サリーちゃんは、初心者の部員を辞めさせないように説得し続けていましたが、その優しさが逆に残った部員たちを傷つけてしまうかもしれないと悩んでいました。

そんな優しいサリーちゃんを見て、サリーちゃん推しのファンが増えたのではないでしょうか。

また、みんな上手くなりたいという気持ちと、全国大会金賞という目標は同じ。

「ありがとう。サリーちゃんのおかげでまだ1人も辞めてないよ！」という言葉や、部員の悩みを私に話してほしいという久美子の言葉には、彼女の部長としての成長が感じられました。このエピソードは、久美子の成長を描く重要な回でもありました。

サンフェスの衣装に関しては、2年生編よりはマシですが、それほど可愛くないと感じました。京アニの衣装デザインはアニメ的すぎてリアリティが欠けています。

この作品のキャラクターの私服はおしゃれなので、敢えてアニメっぽいデザインにしているのかもしれませんが、グッズ販売を考えると、もう少しおしゃれなデザインにした方がいいかもしれません。

第3話は、沙里の葛藤と久美子の成長が描かれ、キャラクターたちの内面に深く迫るエピソードでした。

高いクオリティのアニメーションとキャラクター描写により、視聴者の期待を裏切らない出来栄えでした。次回以降も引き続き楽しみにしています。