【推しの子】第2話「三つ目の選択肢」感想

ストーリー

 待ちに待ったアイドルのオーディションを受けるルビーだったが、アクアの根回しによってオーディションに受かることはできなかった。しかし、すぐに別の事務所からスカウトされてしまったため、アクアはルビーをスカウトした事務所の調査を行う。そこで事務所の悪い噂を聞いたことや、ルビーが本気でアイドルを目指すことを再確認したアクアと社長は、苺プロで再びアイドルグループを立ち上げ、ルビーを所属させることになった。

 その後、同じ高校の受験を受けたアクアとルビーは、有馬かなと再会する。

感想

 やはり1話にピークを持ってきたせいか、2話はそこまでだった。ルビーがオーディションに受からないように根回しするアクア。アイと同じ目に遭わせたくないらしいが、結局アイドルになって終わる。この30分で何を見せたいのかがわからない。2年も待った妹にあんな仕打ちをする、ただ性格の悪い兄がいただけ。

 信頼できる事務所なら良いと言っていたが、危ない目に合う可能性はどの事務所でもだいたい同じな気がするので、話の筋が全く通っていない。ただ、しっかり事務所を調査するのは理解できる。

 後半の監督の家での会話は終始つまらなかった。「アイアイうるせーなお猿さんかよ」とか寒い脚本を描くのをいい加減やめてほしい。原作のせいだろうが、センスが無いのでアニメ化する際にわざわざ入れる必要もない。

 アイドルもやって役者もやってサスペンスっぽいこともやってと、いろんな方向に手を出しているせいで3話以降の話が全く読めないが、全部に浅く触れるくらいの作品にはならないでほしいと思う。

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作品情報

放送 毎週水曜日 23:00~(TOKYO MX)

原作 赤坂アカ・横槍メンゴ
監督 平牧大輔
アニメーション制作 動画工房

アクア 大塚剛央
ルビー 伊駒ゆりえ
有馬かな 潘めぐみ

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